お肌の防御機能の要ともいえる
セラミドですが、
実はいろいろな種類があります。
が、その種類と働きは次回にして
今回は、人の皮膚の中で、どのようにして
セラミドが作られるのかをお話しします。
まず、セラミドは、難しく言うと
脂肪酸とスフィンゴイドが
くっついて作られているのですが
正式名称は難しいので、ここでは
セラさん と ミドくん
ということにします(^^;
人間の皮膚の中にあるセラミドを
構成するセラさん及びとミドくんの
種類は決まっていて、
セラさんが3種類
(N A EO)
ミドくんが4種類
(DS S P H)
あります。
なので、理論上は、3×4=
12種類のセラミドがあるはずなのですが、
現在のところ人間の皮膚において発見されたのは
11種類だそうです。
ちなみに、化粧品などに配合される場合、
表示されるセラミドは
セラミド1、や、セラミド2、などとなっていますが
今後は、呼び方が変わる可能性があり
上記のセラさんとミドくんの種類の
カッコ下記で書いたアルファベットの組み合わせで
セラミドEOS ( =セラミド1 )
セラミドはNS ( =セラミド2 )
セラミドNP ( =セラミド3 )
となるかもしれません(^.^)
で~、そのセラミドが作られる過程ですが、
お肌のしくみ でもお話しした表皮の4重構造の中で
一番外側の角質層へと変化する段階で生成されます。
この過程は化学変化により合成され
かなり難しい専門用語が出てくるので省略しますが、
とにかく、この薄い皮膚の中で
学校で習ったような化学反応が行われていて
それによってセラミドが作られている訳なのです。
真皮・・・あっ、イヤ神秘ですよね~
ところで、この約1ヶ月のサイクルで表皮が
すべて入れ替わるという循環が
きちんと行われていないと、
必要なセラミドも生成されない
ということになってしまいます
なので、この約1ヶ月のサイクルが
きちんと営まれていることがとても重要なのです
さて、次回は(ようやく(^^;)セラミドの種類と働きで~す
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