現在11種類まで存在が確認されていると
前回お話ししましたが、
それぞれの働きについては、
まだ7種類までしか解明されていないようです。
ちなみに、それぞれの働きについては、
☆セラミド1(EOS)
水分保持、外部からの刺激に対する防御
☆セラミド2(NS)
水分保持(非常に高い能力)
☆セラミド3(NP)
水分保持、シワの軽減
☆セラミド4(EOH)
角質の脂質バリア層の形成とその保持
☆セラミド5(AS)
角質の脂質バリア層の形成とその保持
☆セラミド6(AP)
水分保持、シワの軽減、
ターンオーバー(表皮の生まれ変わりサイクル)の促進
☆セラミド6Ⅱ(AP)
水分保持、シワの軽減、
ターンオーバー(表皮の生まれ変わりサイクル)の促進
※この6と6Ⅱの違いはいったい何なのか?
いろいろ調べたのですが解りませんでした
俗に言う異生体なのかなぁ?と、思うのですが・・・
☆セラミド7(AH)
細胞の増殖分化コントロール、皮膚常在菌のバランス保持
☆セラミド8~10
不明
これらの中で、皮膚の中に一番多く存在するのが、
セラミド2で、約2割を占めます。
このセラミド、加齢と共に減少するという事は
誰もが実感として知っていることと思います。
(特にセラミド3・6は急激に減るらしいです
つまり、シワが増えるわけです)
50才では、20才の時の半分になってしまう
という事も良く耳にしますが、
これは、統計をとってグラフ化した結果から
推定した数値であり、
その分布を見てみると、
個人差がすごく大きい事が伺えます。
極端な話し、20才の人と80才の人が
同じセラミドの量だったり・・・
その事自体が凄い驚きなんですが、
その事については触れられていないんですよね。
不思議です。(?_?)
この原因は何なのかとても知りたいです。
ただまあ、何となく体格の影響もあるのかなぁ?と思います。
やはり痩せているのにお肌だけプクプクとか、
ポッチャリ系の身体に皮膚はシワだらけ
という方はイメージ出来ないですよね?
なので、20才の痩せた方と80才のポッチャリの方の
セラミド量がたまたま同じだったのかもしれません。
だとすると、太ればお肌が健康的になるのかといえば
それもたぶん違うと思うのです。
もしかすると、太ればセラミドの量は増えるのかもしれませんが、
反面、不健康な要素も増えてしまうわけで、
それでは意味がないですよね?
話の内容が逸れてしまいましたが、
いずれにしても、体格に関係なく
健康的なお肌を維持(回復)する方法がなければなりませんね。
その目的で、お肌の外側から
何とかして維持(回復)する方法を模索するわけです。
※次回はその模索の方法についてケース毎に考えます。
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