ただ、ヒアルロン酸が潤うと聞いているから、とか、
セラミドが保湿に優れているらしいから、など
その成分が、どのように効果を発揮するのかを
理解していないまま使用してしてしまうと、
使い方を誤ってしまい、
良いものを使っているはずなのに、
良い結果が得られない~
といった事にもなりかねませんので、
まずは、お肌の構造(しくみ)をよ~く理解しましょう(^-^)
お肌は多層構造になっていて、
いわゆる皮膚というものは、大きく
外側の「表皮」と内側の「真皮」に別けられます。
良いですか?、2つですよ~
場所にもよるのですが、
表皮(外側)はおよそ、0.1~0.3㎜程度
うっすーい!ですよね。
そして、真皮(内側)はその10倍の1~3㎜程度です。
外側の「表皮」は更に4つの層からなり
一番外側の層を、「角質層」と呼びます。
角層とも言われる事がありますが同じものです。
4つの層は初めに一番内側の層として生成され、
徐々に外側の層へと変化し、最終的に一番外の角質層となって
剥がれ落ちる事になるのですが、それまで約1ヶ月を要します。
「角質層」の厚さはおよそ、0.01~0.03㎜ほどで
この層を構成する細胞同士を繋ぐ、脂質の主成分が
有名な「セラミド」なのです。
この「セラミド」は、脂質なので水分の蒸散を防ぎながら、
お肌を守るバリア機能も持っております。
とっても頼もしいですねぇ
ちなみに、「角質層」の表面に毛穴から出る皮脂、や汗が混じり
皮膚を覆うことで、(健康な皮膚であれば)
この皮脂や汗が、細菌やカビなどを防いでくれるのです。
以外に大事なものなんですよねぇ
で、この事をヒントに化粧クリームが作られています。
次に、内側の皮膚、「真皮」ですが、
この真皮の中に「コラーゲン」と呼ばれる繊維が張り巡らされ、
その繊維がバラバラにならないように
くっつけながら弾力性を保たせているのが、
「エラスチン」です。
そして、コラーゲン繊維の隙間には
水分を蓄えた「ヒアルロン酸」などが存在するのです。
よく耳にする成分、
「セラミド」「コラーゲン」「ヒアルロン酸」が
お肌のどの辺りにあるのかが何となく解ったと思います。
次は、「表皮」の「角質層」にある
セラミドに焦点を移したいと思います。
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